直腸脱とはどんな病気?原因と治療を探る!

直腸脱という病気は誰にでも起きる病気でお子さんから高齢者まで幅広く患者が多い病気です。

今回は直腸脱がなぜ起きるのか?

そして治療方法についても、調べてみました。

直腸脱について

医者

肛門の近くにある直腸が裏返しになって肛門の外側に脱出してしまう状態の病気です。

文字通り、本来は体内に収まるはずの直腸が出てしまう病気ですので正しい診断が必要になります。

直腸脱の種類について

完全直腸脱の場合には、直腸全体が裏返しになって肛門より外側に露出している状態です。

中には不完全直腸脱という状態もあります。

これは腸重積という状態で、腸が重なり合う状態です。

この場合には肛門の外側には出てきていないのですがすぐに処置をする必要がある状態です。

直腸脱の原因は?

悩む人

慢性的な便秘により無理に、いきむことで直腸脱は起きます。

そして骨盤内部の筋肉が弱まった場合や直腸の固定状態が不安定な場合にも、症状は出やすくなります。

主に高齢者の女性に多いのも特徴です。

直腸脱の症状について

医者

直腸脱の症状として顕著なことはまず肛門周囲が痛み出します。

そして症状が進むと排便がしづらい状態や、残便感が起きることがあります。

何度便をしてもまだ不快感が残るようになりやがて便が漏れてしまうようにもなるのです。

そして直腸の粘膜が肛門から飛び出したような形で突起してしまうのです。

ほんの少しの腹圧でもすぐに腸が脱出してしまうので、生活にも支障が起きてきます。

この状態になると、処置を受けないといけないので急ぎ専門医に正確な診断を仰いですぐに治療に入る必要があります。

直腸の粘膜が肛門の外に脱出してしまうという症状のほかにも、粘血が出る場合や便秘と下痢を繰り返すなど、通常よりも異常な排便回数が増えることがあります。

また、直腸より粘膜が脱出するときに多くの潰瘍や突起のある粘膜が確認されてます。

悪性の腫瘍の場合もあるので、症状の観察と同時に病変の一部を検査する方法が取られることが多いようです。

直腸脱の診断について

注射器

視診ではお腹に力を入れて排便をするような、いきみ方をして直腸がどの程度脱出しているのかを確認します。そして肛門を締める筋肉の力を確かめるためMRI撮影や直腸カメラなどを実施しておきます。

直腸脱になりやすい人

高齢者の病気だからと言って放置しないようにしてください。

例えば骨盤底筋が衰えることで起きてしまう病気ですので、成果週刊によっては若い人でもかかる可能性がある病気です。

出産経験が多い人や運動習慣がなく座り仕事をしているという人は、直腸脱にかかる可能性も高いのです。

体格的に肥満系で慢性的な便秘や腰痛がある人も要注意です。

生理周期が不規則な女性やハイヒールを履くことで外反母趾や偏平足の診断を受けているひとも直腸脱になりやすい傾向があります。

くれぐれも注意をしてください。

直腸脱の治療について

医療品

直腸脱の治療方法は主に外科的なものがメインになりますが症状が不完全直腸脱のときには排便をコントロールする事で、軽快する場合もあります。

ただ、症状が進んでしまうと、外科的な手法を選ばざるを得ない状態にもなります。

そして完全直腸脱は薬物治療でも改善されないケースが多いので手術をします。

手術にはお尻の方向から行う、経会陰手術(ガント・三輪・ティールシュ手術、デロルメ手術など)と、経腹手術としてお腹を開いて行う場合があります。

症状の程度が軽いときには、経会陰手術を下半身麻酔で行います。ただ、再発の可能性が高いので。完全に治すためには全身麻酔の経腹手術がスタンダードです。

直腸脱の予防法と注意点

マスクをする女性

中高年以降は骨盤臓器脱の症状に悩みを持つ人が多いようです。

骨盤内に本来は収まるべき臓器が膣からはみ出してしまう症状です。

そして直腸脱の症状も出てしまうわけです。

直腸脱の症状は比較的は高齢者や女性に多い病気です。

直腸が脱出してしまうと普段の生活や外出などの活動が制限され、徐々にQOLが低下します。

そのために直腸脱が起きてしまうと、根治手術を選ぶ場合が多くなります。

女性の場合には子宮脱(子宮が膣から脱出する病気)や膀胱脱と勘違いして直腸脱の症状と思い込んでいる場合も多いのです。

特に両方の病気を併発していることも多いので、いずれにしても専門医にきちんと診察をしてもらい、然るべき治療を受けるようにすることをお勧めします。

少しでも疑わしい症状を感じたときには、直腸脱かどうかの診断が必要です。

まとめ

直腸脱は命に関わらない病気というイメージが強く、肛門周辺という部位に抵抗があり、どうしても受診が遅れてしまいがちです。

痛みや不快感を我慢しても、いずれは我慢の限界がきます。だからこそ、きちんとした治療が必要です。

長年悩んでいるという人も、専門医に相談して少しでも早く平穏を手に入れるように努力をしましょう。

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ライター:監修。

木村妃香里写真

薬剤師

木村妃香里

全国に展開する大手ドラッグストアにて勤務する薬剤師ならではの広い視野を生かして活動中。

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