温水便座症候群を知っていますか??

お尻は洗えば洗う分だけ清潔になるという考えもあるのですが、実はその分、皮膚が荒れることをご存知でしょうか?

洗いすぎると、いろいろな弊害があることについて、今回はまとめてみました。

温水便座症候群って何?

温水便座ノズル

現在のトイレ事情において、性能が良い温水便座ほど優秀で、それを使うことでお尻周りは完ぺきな衛生が保てるとう気持ちになるものです。

ただ、痔の症状がある人や、お尻周りの疾患を抱えている人にとって、お尻を洗いすぎるという過剰衛生習慣は様々な病態を引き起こすきっかけになるのです。

これを温水便座症候群という呼び方をするのです。

度が過ぎた綺麗好きは、特に肛門周りにおいてはすべてが良い習慣とも言えないのです。

人によっては、洗いすぎる位がちょうどよいと考えてしまうのですが、実はこれは肛門疾患つながる可能性も高いわけです。

それとは知らずに肛門周りをとにかく清潔にしようと頑張りすぎることも、健康被害をもたらしてしまうわけです。

それほど、肛門周りはデリケートな部位であることを知っておいてください。

温水便座で洗いすぎて痔が悪化?

お尻を抑える男性

温水で綺麗に洗おうと、便座に長く座り続けることで痔が悪くなるとすれば本末転倒です。

つまりお尻周りの過剰衛生は病気を引き起こす場合があることを知っておいていただきたいのです。

ほんの数秒程度であれば、皮膚障害も起きませんが、長い時間、洗い続けると皮膚に障害が起きるわけです。

温水で肛門を刺激しながら便を出すという方法や日に10回以上も温水便座で肛門を洗うことは避けておくほうが無難です。

ついつい長く便座に座り続けると結果的に悪影響のほうが強くなるのです。

それを知らずに何年も強い水圧で洗い続けている人は即座に中止してください。

温水便座症候群から起きる病気

女医

自分が自覚しないところで、肛門周囲湿疹・肛門皮膚炎・肛門潰瘍・肛門狭窄・直腸炎という病気が増えてしまうのです。

肛門科の医師が提唱しているのは温水洗浄便座症候群にならない適度な使い方です。

温水便座の何が心配なのかというと、強い洗浄力なのです。気持ちが良いのでついつい肛門を強い水圧で洗ってしまいます。

また、便秘の状態のときに直腸の中までお湯を送ってしまうことです。これで便が誘発されたとても決して正しい方法の排便とは言えません。

それ以上に刺激が病態を引き起こすわけです。

肛門の皮膚表面にはたくさんの常在菌がいます。排便の際には菌に負けないようにとバリア機能やうるおいを保つために働いています。

肛門も皮膚もとても薄く、粘膜は傷つきやすい状態です。そこに強い水圧をかけて肛門を洗いすぎると、たちまち抵抗力が弱まります。

そのために肛門周囲いかぶれや湿疹が起きてしまうのです。肛門周りは水圧を弱くして軽くふき取る程度が一番良いのです。

強い水圧で肛門が傷つくことも

毎日10秒以上も強い水圧で肛門を洗うことは避けてください。

また洗浄器の貯蔵タンクや洗浄ノズルに細菌が付着している場合もあるのです。

そのために肛門の傷から細菌が侵入することも十分に考えられるわけです。

もしも痔核や痔瘻がある場合には、温水トイレの使用は最小限にとどめるほうが無難です。明らかに出血傾向があるときには使用を控えましょう。

温水便座がないと便が出にくいとう依存性が出てしますのが、一番よくないことです。

間違った温水便座の使い方

アテンション

心地よいからと言って水圧を強くすることは、デリケートな肛門を傷つけます。

実際に、目に見えない小さな傷が肛門についてしまうとで、徐々に炎症が進んでしまうのです。

くれぐれも、水圧は弱い水流を保つようにしておきましょう。

排便前にウォシュレットを使うことで、便意を促すことは決してよくないことです。

そもそも、ウォシュレットは、排便後に使うものです。便意の刺激のために使用するのは絶対にやめましょう。

また故意に肛門を広げるなどして、肛門の奥に、水が届いてしまうような使用方法も危険です。

肛門の痒みはウォシュレットが原因

肛門が痒い男性

むずむずとした独特の痒みを感じる肛門掻痒症は、肛門周辺の炎症が原因で起きるものです。

自分ではなぜそれが起きてしまうのかがわからずに受診をして、医師のほうから、「温水便座症候群」という言葉を聞いて初めて、自覚をすることも多いようです。

自分では盲点となっているとは肛門周辺がかゆくなってしまう原因は、ウォシュレットで過剰に肛門を洗浄していることが関係しているのです。

何も考えずに、間違った方法で温水便座を使い続けることで、肛門周辺に疾患を引き起こしている場合も多いのです。

まとめ

肛門の皮膚は誤った温水便座の使い方で炎症を起こします。温水便座症候群で病院を受診することのないように、くれぐれも使い方には注意をしておくべきなのです。

本来の目的は、肛門を優しく洗浄することです。それ以外の使用方法は避けて、お尻や肛門を刺激することは避けてください。

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ライター:監修

木村妃香里写真

薬剤師

木村妃香里

全国に展開する大手ドラッグストアにて勤務する薬剤師ならではの広い視野を生かして活動中。

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