脱肛が悪化したならば手術が必要です

脱肛 悪化

脱肛とは内痔核が大きくなってしまい、排便時や力を入れた時に肛門の外へ出てしまう状態です。

症状が悪化すると常に脱肛状態になってしまうこともあります。

脱肛が酷い場合は根治治療として手術を視野に入れなければなりません。

脱肛の治療法

脱肛をしたからといって必ずしも手術が必要というわけではありません。

痔とともに改善します

脱肛は内痔核が原因なので、痔の症状が治まってくれば自然と脱肛が減ってきます。

痔は症状が軽ければ生活習慣の見直しや運動、外用薬や内服薬などで症状が改善していくことが多いです。

手で押し戻せるくらいならば様子見

脱肛にも段階があり、排便時に脱肛してもすぐに自然と肛門の中に戻っていく、あるいは手を使えば戻るのならば痔の治療を行いながら様子見になることが多いです。

肛門括約筋を鍛える

脱肛の原因は内痔核だけでなく、肛門括約筋が衰えていることにもあります。

肛門を締めたり緩めたりといったことを意識的に行うエクササイズを続けていくと肛門括約筋が鍛えられ、脱肛しにくい体質になります。

また、肛門周辺の血流も良くなるので、痔の予防や改善にもなります。

スムーズな排便を心がける

排便時に肛門に力を入れすぎることで脱肛しやすくなります。

過度にいきむ必要のないスムーズな排便を心がけましょう。

便秘にならない生活をするようにしましょう。

また、排便前に軟膏を塗っておくことで肛門が保護できるのでいぼ痔だけでなく裂肛の予防や改善にもなります。

脱肛を治療する薬はありません

現在、痔を治療する薬はありますが、脱肛そのものを治療する薬はありません。

脱肛してしまうことで生じる出血やかゆみ、痛みなどを抑える薬を対処療法的に使います。

根治治療は手術しかありません。

手術をする

少しお腹やおしりに力をいれただけで脱肛してしまったり、手で押し戻すことが出来なかったり、常に脱肛状態になっていたり、粘膜で下着や服が汚れて不便を感じたり、痔核による出血や痛みが酷いのならば手術による根治治療が必要です。

手術方法

おぺ

手術の方法は主に2通りあります。

結紮切除法

痔核と繋がっている血管を糸で縛って血流を止めます。

その後に痔核を切除して縫い合わせます。

肛門の外に痔核がある場合は縫い合わせないこともあります。

手術自体は短時間で、麻酔を使うのでそれほど負担はありませんが、手術後は安静が必要です。

場合によっては1週間程度の入院が必要になります。

手術後暫くは排便時に痛みと出血がありますが、徐々に軽減していきます。

クリニックにもよりますが、健康保険を使った場合、一泊の入院で2万円、一週間の入院で6万円程度の負担になります。

ジオン注射法

硫酸アルミニウムカリウム水和物と硫酸アルミニウムカリウム水和物が含まれる字音注射を痔核に注射します。

そうすると痔核は硬化、縮小します。

この後、痔核は脱落したり、切除したりします。

手術による痛みや出血が無いことがメリットです。

日帰り手術も可能です。

ただし、できる施設や医師などが限られています。

クリニックにもよりますが、健康保険を使った場合1.5万円から4万円程度です。

繰り返さないために

痔 治療 女

いぼ痔や脱肛は再発の多い病気です。

しかし、生活習慣に気を付けるだけで予防することが出来ます。

治療が終わったからと言って安心してはいけません。

便秘にならないようにする

バランスの良い食事、適度な運動、充分な水分摂取などが便秘の予防に繋がります。

排便時にいきまない

いきむことで肛門周辺がうっ血してしまいます。

便意や残便感があっても便が出ないのならば一旦諦めましょう。

下剤や浣腸などを使うのもおすすめです。

座りっぱなし、立ちっぱなしにならない

座りっぱなしや立ちっぱなしの状態が続くと肛門周りの血流が悪くなり、うっ血しやすくなります。

30分に1回は少し歩いたり、身体を動かしたりしましょう。

ドーナツクッションを使う

どうしてもすわっている時間が長くなってしまうという人は肛門に負担がかかりにくいドーナツクッションを使用しましょう。

肛門括約筋を鍛える

肛門を意識して締めたり緩めたりするエクササイズを日常の中に取り入れましょう。

痔や脱肛の症状がなくなったとしても続けることで再発予防になります。

痔になってしまったら早めの治療を

痔になってしまった場合、早めに治療を開始すれば脱肛までは行きません。

悪化してから受診すると治療までに時間もお金もかかってしまいますし、身体的な負担も大きいです。

脱肛は必ずしも手術とは限らない

痔 薬

脱肛の原因はいぼ痔の悪化です。

内痔核が大きくなってしまうことで、肛門から脱出してしまうのです。

脱肛を根治治療するには手術をするしかありません。

場合によっては入院も必要です。

しかし、初期症状の脱肛ならば、手術をしなくても生活習慣を見直すだけで改善することが多いです。

とくに、便秘対策は効果が大きいです。

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ライター:監修

木村妃香里写真

薬剤師

木村妃香里

全国に展開する大手ドラッグストアにて勤務する薬剤師ならではの広い視野を生かして活動中。

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