軟線維腫って何?肛門にできた場合は?

肛門近くにできものが出来てしまった場合、いぼ痔やおできなどと間違えやすいですが、もしかしたら軟繊維腫かもしれません。

軟繊維腫はそれ自体が悪いものではありませんが、治療が必要なこともあります。

また、稀に皮膚がんである可能性もあります。

軟線腫について知りましょう?

医者 説明

軟繊維腫とは聞き慣れない言葉かもしれませんが、それほど珍しいものではありません。

軟繊維腫とは

皮膚にできる良性の腫瘍です。

いぼやほくろ、おでき、肛門付近にできる場合はいぼ痔などだと間違えて認識している人も多いです。

しかし、病院に行けば大抵の場合、視診や触診で簡単に診断がつきます。

軟繊維腫自体には痛みやかゆみなどはありません。

しかし、皮膚がこすれることによって皮膚トラブルを招くことがあります。

軟繊維腫ができる原因

原因は詳しく分かっていませんが加齢や摩擦、紫外線などによってできると言われています。

30代頃から増えてきます。

軟繊維腫ができやすい場所

難繊維腫ができやすい場所は首や脇、鼠径部など、肌が薄く、擦れやすい場所にできやすいです。

肛門にもできることがあります。

肛門付近に軟繊維腫ができた場合は?

女性 困る

軟繊維腫は肛門付近にできる場合もあります。

いぼ痔と間違えやすい

軟繊維腫は肛門付近にできる場合もありますが、いぼ痔やおできなどと間違えられることもあります。

いぼ痔やおでき用の薬を使ったり、熱心に消毒をしたりする人もいますが、こられのことでは軟繊維腫はなくなりません。

肛門に軟繊維腫ができる原因は?

肛門付近に軟繊維腫ができる原因はいくつか考えられますが、1つは加齢によるものです。

ほかにも、摩擦や刺激の与えすぎが考えられます。

肛門を清潔にしようとするあまり、拭き過ぎてしまうとできやすいです。

一度軟繊維腫ができてしまうと、気になって触ってしまったり、歩く度にこすれてしまったりして、さらに摩擦や刺激が増えて大きくなったり、増えてしまったりすることがあります。

軟繊維腫が出来たらどうしたらいい?

女性 驚き

軟繊維腫が出来てしまった場合の対処法について紹介します。

困っていないなら放置してかまいません

軟繊維腫は良性の腫瘍なので、支障を感じていないのならば特に治療をする必要はありません。

不便があるなら治療を

軟繊維腫があるせいで肌がこすれて痛みや不快感がある場合や、見た目が気になる場合は治療が必要になってきます。

特に、肛門付近に軟繊維腫が出来た場合、便が拭き取りにくくなり、衛生状態を保ちにくく、そこからトラブルが発生してしまう場合があります。

このような場合は肛門科あるいは皮膚科、美容外科などに相談をしましょう。

治療法は手術による切除が主流ですが、それほど難しいことはなく、短時間で終わります。

治療法1、ハサミで切る

軟繊維腫の根がはっきりしていて、細い場合はハサミで切って切除をします。

軟繊維腫の大きさによっては局所麻酔や縫合をする場合もあります。

治療法2、液体窒素で脱落させる

超低温の液体窒素を使って軟繊維腫に凍傷を起こさせ、脱落させます。

やや痛みがあり、軟繊維腫が脱落するまでに10日前後かかります。

また、火傷のような跡が残る場合もあります。

肛門付近の軟繊維腫にはあまり使う治療法ではありません。

治療法3、電気で焼く

局所麻酔をした後に、軟繊維腫を電気で焼ききります。

傷口は1週間程度保護をしておく必用があります。

治療法4、レーザーで削る

レーザーで軟繊維腫を削り取ります。

痛みがほとんどなく、傷口は比較的綺麗になりやすいです。

傷口は1週間程度保護をしておく必用があります。

軟繊維腫を治療するうえでの注意点

医者 説明

軟繊維腫の治療は難しくはありませんが、注意点があります。

治療の痕が残ることも

軟繊維腫を切除したとして、色素が沈着したり傷痕が残ったりすることがあり、完全に元の皮膚に戻るとは限りません。

極力治療の跡を残したくないのならば、美容外科でレーザー治療を受けるのがおすすめです。

保険の適用外であることも

見た目が気になるという理由で軟繊維腫を治療する場合、保険の適用外になることがあります。

治療を受ける前に病院と相談をしましょう。

再発の可能性があります

軟繊維腫は加齢とともに増えていきます。

1度治療をしても時間が経てば再び再発してしまったり、増えてしまったりすることがあります。

皮膚癌の可能性もあります

医者 虫眼鏡

軟繊維腫だと思っていたら、実は皮膚癌であったという可能性があります。

気になるなら病院へ

時間とともに大きくなっていく、形がいびつ、かゆみや痛みがあるなど、気になる症状があるならば病院へ行きましょう。

自己判断は危険

長年、痔と付き合っていると、慣れてしまい、自己判断をしてしまいがちですが、恐ろしい病気が隠れていることもあります。

普段とは違う気がする、いつもの薬が効かないなどということがあれば、自己判断に頼らず、病院へ行きましょう。

肛門の軟繊維腫は気になるならば治療を

医者 診断

軟繊維腫は加齢や外部刺激などによってできる良性の腫瘍です。

支障を感じていないのならば、放置しておいても構いませんが、不快感があったり、見た目がきになったり、肛門を清潔に保ちにくいのならば治療を検討しましょう。

稀に皮膚癌である可能性もあるので、気になるのならば1度受診するのがおすすめです。

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ライター:監修。

木村妃香里写真

薬剤師

木村妃香里

全国に展開する大手ドラッグストアにて勤務する薬剤師ならではの広い視野を生かして活動中。

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